独立開業したときの話(ソフトウェア編)
開業編、今回はソフトウェア関係を中心に書いていきます。
開業時と今使ってるのも変わっているのでそのあたりも触れていきます。
今回は箇条書き形式で理由とともに記載します。
導入したもの一覧
・税務会計ソフト(MoneyForward、弥生会計、JDL)
税理士業を行う上で必須なもの。
前職は完全TKC事務所でそれ以外使用したことがありませんでしたが、ひとり事務所で使うにはコストが高すぎるため除外。
クラウド会計をメインで使用する考えだったので、Money ForwardかFreeeからMFを選択。
Freeeも開業前に導入相談など受けましたが、ソフト内容含め毛色が少し違うなと感じ導入見送りに。
MFも最初は無料会員で行こうとも思っていたのですが、会計ソフトの移行作業(TKCからの移行は聞かないとわからなかった)などで必要だったため課金してメンバー登録することに。
あとは弥生会計も世間的なシェア率の高さを考え導入。
税務ソフトはJDL組曲を選択。理由は安い、ただそれだけ。
2年目はMFや弥生からの連動がある達人に変更しましたが、使い勝手的には正直どちらも大差はないです。
・電子契約(MFクラウド契約)
ペーパーレス化の一環として導入。MFを契約していれば別途料金は必要なし。
・クラウドサービス(Googleドライブ)
これもペーパーレスの一環。お客様との資料のやり取り・決算書などの納品はクラウド上で行っています。
基本必要資料はすべてクラウド保存しているので、いつでもどこでも(スマホでも)資料確認・お客様対応や仕事を行うことが出来ます。
・Docuworks
pdf資料の整理のためこれも必須。
申告書を納品する時並び替えたりするので、その時に重宝します。
・Office365
WordやExcelなど必須のため導入。月額制ですが自動更新もされるので買い切りでなくこちらを選択。
OneDrive1TBも付いてるので、上記グーグルドライブのバックアップとして利用しています。
・Chatowork
普段の連絡はチャットを使いたかったので、こちらを選択。
普段のやり取りはチャット、重要なやり取りは場合によりメールを使用するなど使い分けをしています。
現在は個人の方などの導入のし易さも考えて、Line Worksも並行して導入しようか検討中。
・Gmail
事業用のメールとしてGmailを使用。
フリーアドレスを事業として使うのは…みたいな風潮も以前はありましたが、今はもう普通に皆さん使ってるので気にすることじゃないかなと。
Gmailはフィルタ機能などある程度使いこなせば、すごく快適に使うことができると思います。
・留守電サービス
上記の通り基本お客様からの連絡はチャットでお願いしてますので、電話はなるべく避けたいのですが税務署等や銀行など取引先、営業電話など少なからず電話はかかってきます。
ひとりだと常に電話に出られるわけではないので、留守電サービスを導入。(元々の携帯は格安プランでついてなかったため)
ただ留守電つけてもメッセージ残してくれる人のほうが少ないので、別にいらないかもと思い始めてます。
電話代行も考えましたが、月何十件も掛かってこないので現状では必要ないかなと。
・Zoom
私の事務所は基本現地に伺う訪問型の事務所ですが、お客様の要望によりオンライン上での面談も対応。
これだと遠隔のお客様対応も可能で、勤務時代は沖縄のお客様と毎月Zoom面談もしてたりしていました。
・Parallels Desktop
Mac上でWindowsを動かすために導入。
これのおかげで弥生会計もMacで操作することが出来ます。(MFはもとよりどちらでも動きます)
ただし税務ソフトは動かないので、そのためだけに仕方なくWindowsパソコンも購入するはめになりました。
・収納代行(日本システム収納)
顧問料などの毎月の引落のために導入。
安いのでこちらのしましたが、日税ビジネスサービスだと請求をメールで無料送信してくれるらしいのでインボイスを機に乗り換えるのも有りかなと思案中。
・Wordpress・レンタルサーバー
HPは自作してみようと考えていたのでこちらを導入。
本を読みながらなんとか作ることが出来ました。
まとめ
箇条書きでバーっと書いたので見にくい部分もあるかと思いますが、そこはご愛嬌をいただければ。
ただ上に書いてる通り、開業時に導入したけど今現在変更しているものもあります。
こういったソフトウェア関係はどんどん新しいものが出るので、良いと思ったものは積極的に導入して活用すべきです。
従業員がいないひとり税理士だと、フットワークが軽く色んなものが試せて乗り換えることができるというのもメリット・強みだと思ってます。