独立開業したときの話(口座・借入編)
開業した時のお話、今回は口座や借入のことについてです。
口座について
事業用の銀行口座をどこで開設するか。
メガバンク・地銀・信金・ネット銀行…。
自分はこの中で、信金とネット銀行を選択しました。
事務所は大阪市内といっても郊外なので、地元に根づいて商売をするのであれば信金さんとの繋がりを作っておくのがベストかなという考えからです。
利便性からメガバンクというのもあるのでしょうが、自分の地域では統廃合の結果、支店がある店舗は車か電車でないと行けない範囲にしかないので除外。
その利便性を補うためにネット銀行も選択しました。(paypay銀行)
主に小口現金の入出金をするために利用していますが、コンビニなどでも一定金額以上なら手数料もかからないため場所も選ばず便利です。
注意点として口座開設は今は審査も厳しくなっているので、実際に使えるようになるまで結構時間がかかります。
自分の場合は口座開設の手続きに行った後、担当の方が事務所まで事務所としての実態があるのかの確認を行い、なんやかんやで1ヶ月ぐらいかかりました。
実態確認のために必要ということで、そのために看板も急いで作ったりしました。
ネット銀行は割とゆるく、書類だけのやり取りで済みますがこれも少し時間はかかります。
借入について
開業時には借入もしました。(公庫・信金)
実際独立を見越して貯金はしていたので、資金的に必ず必要というわけではなかったのですが、いくつかの理由から借入することにしました。
まず初めに事業をしていれば何が起こるかわからないので、現預金は厚くしておくのに越したことはないという考えからです。
開業時が一番借りやすいので、借りれるうちに借りて返済実績を作っておこうというのもあります。
その次は上記口座開設のときにも書いていますが、信金さんとの繋がりを深めるという点です。
あとは勉強のためにも自分で実際に借入手続きを経験しておきたかったというものです。
借入については資金が出ていくばかりの時に少し余裕ができるようになったので、やってよかったと個人的には思っています。
実際に信金さんからお客様を紹介頂いたりもするようになりました。
そのほか
それ以外事業用として作ったのは、まずはクレジットカードです。
作りやすいのとポイントもつくというので楽天カードにしましたが、これはそこまで考えがあってのことではありません。
自社の会計は、クラウド会計で連動するのを重視しているので普段の支払は基本的に電子マネーかクレジットカードで支払っています。
あとは単発相談などのお客様から対面で料金をお支払い頂く場合に備えて、決済サービスも導入しました。
まずは導入しやすさと、利用者数が多いpaypay(LINEpay)を選択。
あとはクレジットカードのお客様用に、Stores決済も導入しました。
こちらを選択したのは、カードブランドも網羅しており、決済端末含め導入費用が無料だったからです。
決済サービスは手数料負担がありますが、未収のリスクや催促の手間などを考慮すれば確実に集金できる方を選んだ方が良いだろうということもあり、かつお客様の利便性も考慮し導入することを決定しました。(ZOOMでの相談などオンライン上でもやり取り可能)
あくまで顧問契約外の仕事に対するもので、顧問のお客様については口座振替によりお願いしています。
以上、口座開設や借入のことについて書いていきました。
開業時のお話についてはこれで一段落です。
ここから先は何かネタを見つけながら書いていければなと思います。