あえてのアナログ
ジムの筋トレのトレーニング記録をノートに変えてみて7ヶ月ほど、ついに1冊目を埋め尽くすほどになりました。
今どきあえて手書きでの記録に変えたのは思うところがあり、それについて今回は記事にします。
記録をつけることは大事
まずはトレーニングにおいて記録をつけることの重要性です。
筋トレは成長を続けていくためには、前回を自分を超え続けていかなければなりません。
なのでその日のトレーニング記録(どれぐらいの重量で何回できたのか)を記録し、次のトレーニングの時にはその記録を1kgでも重く、1回でも多くできるように頑張るわけです。
トレーニングを長く続けているとそう簡単に伸びなくなりますが、前回の自分を超えてやる!という心構えでトレーニングするのが大事だということです。
これを記録をつけていないと、前回どれぐらいできたっけ?とか1ヶ月前に比べて伸びてるかどうか?といったことが曖昧になってしまいます。
以前はアプリで記録をつけていた
今やスマホのアプリは便利なものがいくらでもあり、もちろんトレーニングの記録アプリも存在します。
機能も充実しておりスマホで管理できる手軽さもあり、私自身も3−4年ほどはアプリで記録をつけていました。
ただアプリだと漠然と記録を入力しているだけで、トレーニングノートとしての本来の役割を果たせていない感覚がありました。
記録している数字に対する実感がどこか薄く、ただの数字の羅列で自分の記録という意識があまり持てていなかった感覚です。
これを解決するためにあえて手書きのトレーニングノートに変えることにしました。
試算表の説明でも手書きを
この時にふと思い出したのが、お客様への試算表の説明時にエクセルで作った表に売上などの数字をあえて手で書いてもらってから説明するという方法を採っていたことです。
(画像のような感じでお客様によって項目はアレンジしていました)
その方法を採る前は、出来上がった試算表を持って行ってそれを一緒に見ながら説明していたのですが、いまいち社長の数字に対する捉え方や感覚が薄く感じられたので、聞くだけじゃなく自ら手を動かしてもらうということで意識付けをしてもらうという狙いでした。
自分の字で自分の数字を書く、その書いたものを見直すというのは、ただの会計ソフト上の数字や試算表の数字を眺めるのに比べて、より潜在意識にこれは自分の数字なんだというのが刷り込まれると思います。
私もトレーニングノートを手書きに変えてから、これは自分の記録なんだという意識がより強まり、これを頑張って越えようという気持ちで毎回トレーニングに臨むことが出来るようになりました。
おわりに
トレーニングも経営も結局は自分との戦いといえると思います。
他人と比較するものでもないですし、どこを目指すか・どれだけ努力するかも自分で決めるものです。
ただ成長を続けなければ生き残ることはできませんし、現状維持でもただ後退するだけです。
過去の自分の数字をしっかりと把握し、未来の自分のために役立てるということが成長していく上において大切なことだと考えます。